事例紹介 株式会社NTTデータ

White paper:Webガバナンス

Webガイドライン策定に向けて押さえるべき5つのポイント

「ONE NTT DATA」として世界にアピールするWEBサイトへ
信頼されるブランドの浸透を見据えWEBガバナンスを強化

事例概要

株式会社NTTデータは、グローバルマーケットでの存在感をさらに強めるべく、Sitecore® Experience PlatformTMによるグローバルサイトの刷新を決断。ビジネスに貢献するWebサイトの実現に向け、文化、言語、背景も異なるグローバルチームが一丸となり、不確定要素の多いプロジェクトを成功へと導きました。

株式会社NTTデータ 広報部
課長 田仲 洋之氏

NTTデータ田仲さま

課題

M&Aによる海外ビジネスの成長に伴いWebサイトへの改修が急務に

旧日本電信電話公社のデータ通信事業本部を源とする株式会社NTT データは、日本のトップ SIer としてクライアント企業のデジタル変革をサポートしてきました。M&A により取得した企業をグローバルで組織再編し、NTT データにリブランドした2012 年のWebリニューアルから 4 年が経ち、海外ビジネスが堅調に成長する一方で、Webサイトでは最先端の技術力を提供するイノベーティブな企業イメージを訴求できない、競合他社と比べたときに見劣りしてしまうといった危機感が現地法人を中心に高まっていました。

Webサイト刷新に向けて全社プロジェクト始動

前回のWeb サイト改修から4年が経ち、ユーザーの閲覧環境はPCからモバイルへと変遷を遂げました。さらに、競合サイトが動的に必要な情報を提供するプレゼン型にシフトしつつあるのに対し、NTT DATA社のWebサイトは依然として読み手が深い階層まで情報をたどっていく旧来の設計でした。また、M&A 後も、サーバー環境や CMS 製品など、各社で異なる運用基盤を使用し続けており、Web ガバナンスの強化が課題として認識されていました。2016 年に米NTT DATA, Inc. を通じて米 Dell 社の IT サービス部門を買収し新体制で北米事業の強化に乗り出すにあたって始まったアメリカサイトサイト改修を皮切りに、NTTデータグループ全体を示すグローバルサイト、20 以上にわたる各国サイトの順でリニューアルを進めることとなりました。

ソリューション

01

グローバルサイトの共通基盤となる CMSの導入

CMSはSitecore Experience Platformを採用

Webサイト運用基盤となるCMS は、NTT DATA, Inc.が10 年来の実績とノウハウを有し、グローバルのプラチナパートナーを務めるSitecore Experience Platformを採用。通常は外部ベンダーに依頼するCMS開発も、全てグループ企業で行いました。

グループの強みを結集したプロジェクト体制

今回のプロジェクトでは、NTT データグループ内のリソースを最大限に活用する方針となり、WebサイトをNTT データグループの海外現地法人による開発へと変更しました。特にCMSによるWebサイト構築は、海外現地法人の重要なサービスの一つであることから、自社で構築した Web サイトはそのままショーケースとなると考えました。

多国籍プロジェクトチーム発足

プロジェクトマネジメントを担う日本の広報部を中心に、CMSライセンスと基礎設計をNTT DATA, Inc.、デザインをNTT DATA Italia、 CMS構築をNTT データ先端技術および、NTT DATA Global Delivery Services (NTT データ先端技術 インド開発拠点 ) が担当。日本、アメリカ、イタリア、インドの複数拠点に分かれ、文字通りグローバルな進行となりました。

02

グローバルでのプロジェクトマネジメント支援

プロジェクトの成功要因

本社のプロジェクトリーダーである広報部の田仲氏は、今回のプロジェクトの成功要因に次の 3 つを挙げます。
1 つは多様性を受け入れたこと、2 つ目は「自社サイトは自分たちの手で作る」というわかりやすいモチベーションからポジティブに課題解決に臨めたこと、3 つ目は不確実性に対応できる柔軟性を持ち合わせたこと。「日本における一般的なシステム開発プロジェクトでは厳密なプロジェクト計画が求められますが、初めて組むメンバー、このチームで初めて扱うSitecore など、初めて尽くしのプロジェクトでは、最初からきれいな計画が立つわけがありません。このメンバーだからこそ意味のあるプロジェクトであり、前例がないからこそ前向きに取り組めたのだと思います」と田仲氏は強調します。

不確定要素を恐れずに前に進む

アンダーワークスは、不確定要素が多いプロジェクトのマネジメントを本社広報部チームと一体となって支えました。数多くのグローバル Web 開発プロジェクトを支援してきた経験から、プロジェクト計画の段階で詳細すぎるプランを立てるのは避けつつ、マイルストーンや目標はきちんと定め、そこに至るパスウェイは柔軟に変えながら進めていく進行アプローチを取り、無事に初期ローンチを完了することができました。

プロジェクト成果

チームが共有した強いモチベーション

アメリカのWebサイトが 2017年、続いてグローバルサイト、ヨーロッパ地域、APAC地域のWebサイトが 2018年にローンチ。グローバルのプラチナパートナーである経験豊富なアーキテクトの支援を得て順調に作業は進みました。グループ各社が強みを発揮したといえます。「自社サイトは自分たちの手で作る」という強い想いを共有することで、小さな問題が起きても最終的に足並みが揃い、プロジェクト成功に大きく寄与しました。

グローバルに向けたオファリングの可能性

プロジェクトを通じ、日本やアジア地域のお客様にSitecore構築を提案できる体制が育ったことはビジネス観点での副次効果であった。すべてのリニューアルが完了し、NTTデータグループ全体が Sitecore Experience Platformに移行した後は、よりハイエンドな機能を使いこなしてWeb サイトを戦略的に最適化していく考えだ。「今は過渡期」だとして、早くも4 ~ 5 年先のリニューアルを見据える田仲氏は、「次の機会には、Sitecore 製品を最大限に活用し、今回以上に良い Web サイトを作れるはず」と自信をのぞかせる。

26 移行サイト数
3 ホスティング拠点
5 カ国混成チーム

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